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卒業に寄せて:くいなり①

こんにちは。ずいぶんお久しぶりのくいなりです。大学生活の後半では、一度イベントに参加しただけで全く広め隊で活動してこなかったのですが、最後にわがままを言って、記事を書かせていただきます。(隊長ありがとう&隊員の皆さんお邪魔します)最近の広め隊めちゃにぎやかですごくいいですね。


なぜ卒業記事が書きたいかというと、言いたいことがあるからです。(そりゃそう)目次を書きましょう。


・くいなりの就活と卒業後のこと

・現在、そしてこれからのAIU生に伝えてみたいこと

・一つの記事の紹介




就活と卒業後

自分は去年の一月ころからのんびりと就活(と呼ばれる、自己分析、業界研究、面接・テスト対策、ES執筆などの一連の活動)を始めました。就活を楽しめず、ストレスをため、広め隊の記事でも「就活は自分を隠す戦い」などと分かったような口を利いていました。


そんな中でも、10社ほどにES(履歴書:エントリーシート)を提出し、幸運なことに行きたい会社に行くことができました。


「就活は自分を隠す戦い」というのはある意味で正しく、ある意味で間違ってました。すべて本音で話すのであれば、「御社には興味はありますが、第三志望です。」なんて言わないといけなくなるし、人生がかかった(?)就活でそんなことをしたい人はあまりいないでしょう。


その中でも、それぞれの会社に応募したのには理由があるはず。その理由の中で、本当の自分を見せることが、就活では必要だと思います。自分は、「日本の地方に理想郷を作る」というかなり大きく出た言葉を掲げて就活をしました。理想郷ってなんやねんって感じだけど笑、簡単ではなく、勇気がいるだろうけど、この思いは今も自分の中にあります。


ちなみに「勇気」というのはこの卒業記事で自分が伝えたいことの一つです。会社に入っても人生は安泰にならないと思います。自分のComfort zoneから出て、勇気を持って挑戦しないといけない時が来るでしょう。その勇気を、大学の四年間で少しでも培って欲しいです。




これからのAIU生に向けて

特に大学四年になってから、自分のAIU生活において「こうすることが大事かもしれん」と思うことが増えました。


三つほど伝えます。

スキルを身に付けよ…AIUに四年もいれば、使えるレベルの英語力はつくでしょう。多分。でも逆に言えば、担保されてるのはそれだけです。「四歳年を取った、英語の話せる人間」です。リベラルアーツを学んでいるから、自分が気づいていないだけで、コミュニケーション能力や国際感覚はしっかりついているよ、といってくれる父兄や教授もいるでしょう。でも自分は、皆にそれで満足して欲しくありません。


英語に続く、第二の武器(能力)を、実感を持って身に付けて欲しいのです。


意識して成長をして欲しい。能力としてのスキルと、人間としてのスキルの両面から、「私の大学時代の成長は、これとこれです」と言えるようになって欲しい。俺の場合は、英語力はついたけど、人間としてのスキルは、(もちろん、色々な側面で成長しているんだろうけど)言えることが無い。例えばファシリテーションのスキルとか、リーダーシップとか、社会人に気に入られるスキル()とか、独特の着眼点とか、論理的に話す力とか。数値で計れないスキルを、一つでいいから、自信を持って表明できるレベルまで昇華させて欲しい。例えば、リーダーシップを磨きたいなら、組織の長として運営に関わることも役に立つはずだ。どんな目標(夢)があって、そのためにどんなスキルを身に付けたいのか、それを身に付けるやり方にはどのようなものがあるのか、どんなことをすればいいのか。そういうものを、自由に生きながらでも、何か見つけていって欲しい。


そう思います。




表彰を狙え

いい成績を取ると、AIUでは表彰されます。(一学期に12単位以上履修して、GPA平均が3.8以上もしくは4.0だと表彰かな?その他にもあると思う。)


これ、一度目標にしてみて欲しい。いかに自分が学業を疎かにしようとしてたか、分かるかもしれない。やればできる自分に気づくかもしれない。意志の弱い自分に気づくかもしれない。


「勉強は、ノーリスクハイリターンの最良の自己投資である」とは、AIU前学長の鈴木典比古さんの言葉です。大学の舞台で、勉強に全力で臨んでみると、新しい景色が開けるかもしれない。

そして、その景色は、あなたを、想像もしていなかったような場所に、連れて行ってくれるかもしれない。

That experience might take you somewhere you never imagined. (最近朝ドラのカムカムエブリバディ見てたら、この表現好きになっちゃいました笑)




きっと、良い経験になると思います。(表彰を目指すなら、周りにそれを公言した方が、周囲の目を力に変えられるかも??)




部活に入りすぎるな


これはzoomが賑やかな昨今の状況には当てはまらないかも。ただ、一、二年生の頃、自分は五つも六つも部活に入っていた。知り合いはたくさんいたけど、勉強や、秋田と東北地方を味わうこと、日々を楽しむことを、自ら制限していたと思う。四年生になってから秋田に来て、部活を一つだけにして日々を暮らしてみると、mindfullnessとでもいうような、精神的に落ち着いた状態で日々を楽しむことができた。秋田は自然や人に恵まれた素晴らしい場所だと思った。


もちろん、入りたい部活がたくさんあるなら、そうしてもいいと思います。経験してみないと、自身のことは分からないもんね。




色々と書きました。ここまで読んでくれてありがとうございます。もちろん上記のアドバイスは、納得できなければ実践しなくても良いと思います。一個人の所感なので笑。


終わってみると、二度とない大学生活の美しさがこみ上げてきます。皆さんも楽しんで、自分の大学生活を作り上げていってください。




そして、あんまり長くなるので記事を分けたいのですが、最後に、過去AIUにいたある人が書いたNoteの記事を共有させていただきたいと思います。(勝手に。いいかな?いいよね。公開されてるし。。何より、その記事をAIU生が読んで、悪いことには絶対ならないと思うから)




くいなりは卒業です。AIU、今までありがとうございました。秋田という場所に、AIU界隈のいい意味で変な人たちに自分を出会わせてくれてありがとう。彩りにあふれた思い出をありがとう。これからも初心を忘れず、満足せず、謙虚に、全力で、たくさんの笑顔と未来への希望を生み出す大学になって欲しいと思います。










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卒業に寄せて:くいなり②(あるNoteの記事のこと)

こんにちは。くいなりです。記事連投します! 自分が伝えておきたい最後の事かなあ。AIUにいたある人(自分は会ったことないですが)が書いたNoteの記事を共有させてください。 この人がスゴイから皆も頑張れ、とかいうのではないです。というよりも、AIUを目指す人、AIUにいる人が、AIUで日々を過ごすことの意味について考える機会になるのではと思ってます。 くいなりの記事を今まで読んでくださった皆さん、

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