どうも16期(とうとう4年生)のキュンです。
前回の記事が16期(次は3年生)のキュンですって自己紹介してたからブログ上では一年の失踪を遂げている(とはいうもののキュンで検索かけると質問答えてたりはした。)わけなので生存報告という形でブログ移転後初記事とさせていただきます!
とはいうものの空白の期間は特筆すべきことがあったかと言われると…
振り返ります、
キュンの空白の一年間
2021/04-08
授業を少しとりながら秋田の企業でのインターンを継続
この期間で2021年9月からの一年間の留学の中止が決定。
2021/09-12
8月いっぱいで秋田でのインターンを終え地元横浜へと戻る。
留学に行くはずだったセメスター、AIUの授業を少しとりつつ、留学代替であるIndependent Studyを行い卒業要件を満たす。
2022年1月からの半年の留学が可能ということになったので留学準備
2022/01-
2022年1月14日にイギリス🇬🇧へ出発
スコットランド🏴のアバディーン大学での1学期間の任意留学開始
2022年6月17日に日本に帰国、今に至る。
ブログを遡ったら、Independent Studyについて書いてる人誰もいなかったんですが、留学報告先にしてしまいたので、今回は留学を終えてってテーマで書いていきます。
①久しぶりに感じた孤独
着いてすぐに感じたのは、やっとイギリス来れたーーー!。日本からのフライトも14時間?とかかった長旅でした。そこから留学先のアバディーン大学ってところに向かったわけですが、当たり前って言えば当たり前ですが、どこ歩いてても西洋の方々ばっか。
以前この大学に留学に行ってた先輩にアジア人の割合が少ない大学って聞いていたから覚悟はしていたけど、着いて数週間はほぼアジア系の人々には出会わなくて、自分から見たら食堂とかにいる学生がそもそもみんながイギリスの学生なのかヨーロッパ圏からきた留学生かもわからないし、正規学生か自分と同じ短期の留学生かもわからないから、どうにもできないと感じてしまった。
自分はこういう思考が展開されるけど、あっちからしたら正規学生か短期留学生かはわからないにしても見るからにアジアから来た留学生っていうのはわかるわけで、なおさらコロナの厳しい規制明け?で留学生がそのセメスターぐらいから徐々に入り始めるって感じだったので、お、新入りが来たみたいな視線をとても感じた。
見出しに書いたみたいに感じたのは孤独感。AIUに入寮してすぐの孤独感とは何か違う。日本人同士で知り合いじゃない人が集まっても、お互いなんとなく考えてることわかるし、なんなら入寮してすぐなんてみんなほぼ初対面だから状況としてはほぼ同じだったけど、今回はすでに仲良くしてる人も周りにいるし、見た目でわかってしまう明らかな一人感。コロナ禍でAIUに住めない中で実家で一人とかもあったけど、ある程度知り合いとZOOMとか繋いで繋がれていたから、こんな感覚は初めてでした。
コロナ明けとか関わらずこれは留学行ったら多くの人が感じることなのかなと。結果的に授業始まったりしてキャンパス行ったりとか、サークルとか参加し始めればだんだん馴染んでいけた感じはありましたが、最初はこれがなかなかストレスでした。しかし、この経験でAIUに来てた留学生へのリスペクトが増しました。僕がイギリス、英語圏に一人で飛び込む分には最悪相手の言ってることがわかるんですが、AIUに来てた留学生って授業とかは英語使ってるけど日本人同士はどうしても日本語使ってるわけだからすごいなーって。秋からキャンパス戻ったら留学生にフレンドリーにいきたいなと思いました。
②自主的に行動することの大切さ
前述した通り、最初がなんか周りと違って浮いてるなあってところから始まって着いて1、2週間で授業が始まるわけですが、授業自体も良くも悪くもコロナの影響を受けていた印象。
良い面で言えば、大人数で講義聞くだけみたいな授業は動画あげてくれたのを自分の好きな場所で好きな時間で見るみたいな形式が導入されていたこと。悪い面で言えば、その分対面の授業が少なかったところ、自分もだけど現地の学生もコロナ禍の全面オンラインとかの授業形式に慣れていて対面授業お互い初心者みたいになっていたところ。
コロナ禍の前の留学はわからないけど、学生間、学生と教授のコミュニケーションがなかなかスムーズにはいかない状況だったと思います。ずっとオンラインで名前は知っていたけど、二ヶ月たって初めて対面するクラスメートであったりとか、メールでの相談を重ねてやっと対面で訪れることのできた教授の部屋などなど。ただでさえ現地に行ってからの勝手なんて一切わからないのに周りの人とも少し隔たっていたので、自分から聞きにいくことは不可欠でした。時にはきっとわかっているだろうと思って話しかけた学生が、僕も1年生でその辺のシステムわからないとか言われたこともあったけど、とりあえず自分から話しかけたらそれまでの状況から変化することができると思いました。
また、授業形式について。うちの大学だけだったかもしれませんが、アバディーン大学は授業のコマ数も少なく、AIUと比べて授業外で課される課題も比較的少量でした。その代わりに授業のシラバスなどに推薦図書として授業関連の本や論文が山のように掲載されていました。
推薦図書と言われているだけど読むかは個人の自由意志、授業のコマ数が少ない分、授業外の時間で自分で進んで学習してもらおうという学習スタイルをとっていたのだと思います。授業と課されたタスクだけをこなす受動的な学習ではなく、推薦図書であったり、教授におすすめの論文を聴きに行ったりする能動的な学習が必要ということも感じました。
③普通とは?
普通とはとかすごいそれっぽい小見出しつけたけど要するにみんながいう多様性みたいな話です。
授業の中で言えば、課題の進め方、グループワークの進行方向、締め切りまでのスケージュール感など。グループワークをする機会があったんですが、これがまた大変。それなりに成績のウェイトを締めていた課題であったし、一ヶ月前ぐらいからアナウンスされていた課題だったので早めに動き出したいなと自分は思っていたけど、まず全員と連絡がつかず動き出すことができない。
2週間前に全員参加したグループチャットができるも、1週間音沙汰なし、提出1週間前からとうとう動き出す。
自分としては”普通”早めに動き出すじゃんとか思って動き出す前からストレスがすごかった覚えがあります。ただここで自分が言ってる”普通”ってなんだと思いました。
おそらくAIUにいるうちから直前に動き出すみたいなことしていればそれが普通だと思うわけで、”普通”とか言ってるものってとても後天的で対したもんじゃないのではないかということ。
自分が特にそうだったんですが、普通だと思うから少しでも外れると、なんか嫌だなとか、ちょっと抵抗あったり、挑戦的な印象を受けてしまうことありませんか?
いい意味で自分がそれまで育ってきた環境、周りにいる人で出来上がった普通が自分自身の尺度になることもありますが、足枷になることもしばしばあるのかなと思いました。
是非この機会に自分が普通と思ってることってなんだろうと考えてみるのはいかがでしょうか?
歴代の先輩方のような立派な留学体験記を書くことはできませんでしたが(笑)、自分なりに感じたことを綴ってみました。(ここそのまま今回参考にしたわっぱさんの生存報告の抜粋是非読んでください記事)
通常2学期、一年間の交換留学のところを1学期で終えて帰ってきたわけですが、それなりに色々体験して帰ってこれたかなと思います。
今年とうとうシニアになったキュンは留学が終わり、着々と卒業に近づいているわけですが、秋学期の始まる九月までにはこのまま地元で、九月からは予定通り行けば最後のセメスターを秋田で過ごしたいと思います。
以上、生存報告を兼ねた留学体験記でした。
以下留学先のスコットランドの写真をギャラリーとして載せておきます。
アバディーン大学内の街並み
アバディーン大学の図書館
ダノッター城(メリダとおそろしの森のモデル)
スコットランド第二の都市グラスゴーの街並み
スコットランド第一の都市エディンバラにあるエディンバラ城
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